PASSAKORN MORASILPIN "Foliage Diary III : From The Veins Of The Leaf"
PASSAKORN MORASILPIN "Foliage Diary III : From The Veins Of The Leaf"
販売価格: 2,200円(税込)
商品詳細
手のひらの一葉を見つめている
学生時代に読んだ一冊から滑り落ちた
初恋の相手は運命の人ではなかったのか
無二の友だと誓ったかれはどうしているのだろう
それぞれの人生は この葉の葉脈のよう
ときには混じり ときには離れ
たとえ一度は遠ざかっても
伸びて 伸びて 成長し どこか遠くで繋がって
やがては豊かな模様となる
時間が経たなければ気づけなかった美しさ
身軽になった木の葉は 蝶のようにふわりと飛び去った
そうだ わたしも そろそろ歩きだそう
近年、タイのジャズ、フュージョン界で注目されるサックス奏者、Passakorn Morasilpin。
1986年生まれの彼は13歳でサックスを手にし、15歳でバンコクのクラブにて演奏を開始、一流大学ではジャズ学を専攻して学士号を取得。2005年から始まったThailand Jazz CompetitionのOutstanding Musicianのカテゴリーでは3年に渡り1位、2位を獲得。その後は80年代中期から活動するタイの大御所ジャズ・フュージョン・バンド、INFINITYに迎え入れられる他、海外の大物とも共演するようになっていく。
そして2013年には自身の初リーダー作品『My Diary』、2014年に『The Diary II : Tears Hope Sea Starlight (Dedicated To South Thailand Insurgency)』を発表。
本作はその一連のダイアリー・シリーズの3作目となる『Foliage Diary III : From The Veins Of The Leaf』(2016年)である。
・何処ともなく飛び散っていく葉の行方と、人の一生で起こる出来事や物事を照らし合わせた「Traveleaf」。
・現代の価値観からはないがしろにされ、貴重なものとなってしまった、山々を始めとする美しい自然の景観や各地に残る伝統文化を眺めて浮かび上がってきた「Lines Of Mountains」。
・現在タイで"リーラ・ワディー"として知られるプルメリアの花は、かつて"ラントム"という名前で呼ばれている地域があった。しかし、タイ語で辛さや悲しみを意味する"ラトム"に似ていることから、一時期ラントムは悲しみの象徴とされた過去を持つ。その名を冠したこの「Lantom Flowers」は、タイ音楽業界の悲惨な現状を反映している。
・タイ北部の伝統、ランナー音楽に影響された優雅な「Northern Charms」。
・タイの民族楽器の中では知名度が低いものの複雑な表現ができる管楽器ピーナイ。そのピーナイの演奏法を取り入れながら、世界でも最も知名度のあるロックと組み合わせたのが「Lonely Wind」。
・まるでニコロ・パガニーニの曲のようにひっきりなしに音を連ねていくタイの伝統曲のMulongに触発された「Pentavatar」。
・John Mayerの「Age Of Worry」に触発され、タイならではのペンタトニックスケールを組み合わせた「Child Song」。
これらの楽曲はジャズを基本にタイの伝統音楽、ロック、ポップ、ラテン、プログレッシヴといった様々な音楽要素を組み合わせることによって成り立っており、Passakorn Morasilpinは、「異なる葉脈の数々が巧みに繋がって葉に美しさを加えるように、違いが対立に発展するとは限らず、美しさや創造性をもたらす場合もある。このアルバムを聴いてあらゆる音楽の素晴らしさに気がついてもらいたい」とコメントしてる。
2016年発表
収録曲
01.Traveleaf 05:56
02.Lines Of Mountains 10:30
03.Lantom Flowers 07:50
04.Northern Charms 09:19
05.Lonely Wind 07:30
06.Pentavatar 05:42
07.Child Song 02:22
サンプルは「Pentavatar」のスタジオ・ライヴ
学生時代に読んだ一冊から滑り落ちた
初恋の相手は運命の人ではなかったのか
無二の友だと誓ったかれはどうしているのだろう
それぞれの人生は この葉の葉脈のよう
ときには混じり ときには離れ
たとえ一度は遠ざかっても
伸びて 伸びて 成長し どこか遠くで繋がって
やがては豊かな模様となる
時間が経たなければ気づけなかった美しさ
身軽になった木の葉は 蝶のようにふわりと飛び去った
そうだ わたしも そろそろ歩きだそう
近年、タイのジャズ、フュージョン界で注目されるサックス奏者、Passakorn Morasilpin。
1986年生まれの彼は13歳でサックスを手にし、15歳でバンコクのクラブにて演奏を開始、一流大学ではジャズ学を専攻して学士号を取得。2005年から始まったThailand Jazz CompetitionのOutstanding Musicianのカテゴリーでは3年に渡り1位、2位を獲得。その後は80年代中期から活動するタイの大御所ジャズ・フュージョン・バンド、INFINITYに迎え入れられる他、海外の大物とも共演するようになっていく。
そして2013年には自身の初リーダー作品『My Diary』、2014年に『The Diary II : Tears Hope Sea Starlight (Dedicated To South Thailand Insurgency)』を発表。
本作はその一連のダイアリー・シリーズの3作目となる『Foliage Diary III : From The Veins Of The Leaf』(2016年)である。
・何処ともなく飛び散っていく葉の行方と、人の一生で起こる出来事や物事を照らし合わせた「Traveleaf」。
・現代の価値観からはないがしろにされ、貴重なものとなってしまった、山々を始めとする美しい自然の景観や各地に残る伝統文化を眺めて浮かび上がってきた「Lines Of Mountains」。
・現在タイで"リーラ・ワディー"として知られるプルメリアの花は、かつて"ラントム"という名前で呼ばれている地域があった。しかし、タイ語で辛さや悲しみを意味する"ラトム"に似ていることから、一時期ラントムは悲しみの象徴とされた過去を持つ。その名を冠したこの「Lantom Flowers」は、タイ音楽業界の悲惨な現状を反映している。
・タイ北部の伝統、ランナー音楽に影響された優雅な「Northern Charms」。
・タイの民族楽器の中では知名度が低いものの複雑な表現ができる管楽器ピーナイ。そのピーナイの演奏法を取り入れながら、世界でも最も知名度のあるロックと組み合わせたのが「Lonely Wind」。
・まるでニコロ・パガニーニの曲のようにひっきりなしに音を連ねていくタイの伝統曲のMulongに触発された「Pentavatar」。
・John Mayerの「Age Of Worry」に触発され、タイならではのペンタトニックスケールを組み合わせた「Child Song」。
これらの楽曲はジャズを基本にタイの伝統音楽、ロック、ポップ、ラテン、プログレッシヴといった様々な音楽要素を組み合わせることによって成り立っており、Passakorn Morasilpinは、「異なる葉脈の数々が巧みに繋がって葉に美しさを加えるように、違いが対立に発展するとは限らず、美しさや創造性をもたらす場合もある。このアルバムを聴いてあらゆる音楽の素晴らしさに気がついてもらいたい」とコメントしてる。
2016年発表
収録曲
01.Traveleaf 05:56
02.Lines Of Mountains 10:30
03.Lantom Flowers 07:50
04.Northern Charms 09:19
05.Lonely Wind 07:30
06.Pentavatar 05:42
07.Child Song 02:22
サンプルは「Pentavatar」のスタジオ・ライヴ
Facebookコメント