DAGTUM "Revered Decadence"

DAGTUM "Revered Decadence"

販売価格: 1,700(税込)

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商品詳細

卓越した世界を築き上げたとほくそ笑み
恍惚の表情で眺める
けれどもそこは
偽の叡智と文明のガラクタが散乱しているだけの大地
もはやこれまでの
見捨てられた世界で
我ら人類は熱を帯びたまま崩壊へと邁進する


フィリピンはマニラを拠点とする退廃美的不協和音デスメタル。

自身でスタジオとレーベルを運営しながら、BASALT SHRINE(ドゥーム/スラッジ)、ABANGLUPA(ハードコア)、IMPERIAL AIRWAVES(ポストパンク)、THE INSEKTLIFE CYCLE(サイケデリック・ロック)、HATEURE(ジェント〜ポストメタル/ドゥーム/スラッジ)などのバンドで活動してきたRonnelとRonaldoのVivo兄弟とLEGION(デスメタル)のAdam Carlo Alongがコロナ禍の最中に練り上げ、形にしたデスメタルがこのDAGTUM。

確かに、多くのレビュアーがGORGUTS、FLOURISHING、NEUROSIS、ULCERATE、ISIS、BLUT AUST NORDなどの名前を挙げて評するのが理解できる音作り(不協和音デスメタル/スラッジ/ポストメタル)にはなっているが、それは多種多様な音楽を追い求めるVivo兄弟が、「自国フィリピンと世界のデスメタル・スタイルの相違を研究した結果、辿り着いたサブジャンルの一端に過ぎない」のだと言う。

さらに本作は、経験に基づいたテーマで展開され、個人的あるいは集団的な観点から、ある種の崩壊を歌詞で表現し、音楽面では、人間の長年にわたる自己破壊の歴史を聴覚的に表現することを目指したとのこと。つまり、衰退へと一意専心する我ら人類を描いた退廃的作品。

冷徹とは相反する音色だというのにもかかわらず、取り付く島なく無慈悲に突き放され、聴くものの前に遺棄された音の塊を見せられることになる。

2021年発表

収録曲
01.Immaculate Decay 04:02
02.Avarice Enshrined 04:49
03.Ad Infinitum 03:47
04.Werewhale 04:41
05.Seething Seasons in Catharsis 05:35
06.Ocean's Edge 05:10
07.Ill-Lit 04:36
08.Monolith of Grace04:45

サンプルは「Avarice Enshrined」

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