MORAL COLLAPSE "Moral Collapse"
MORAL COLLAPSE "Moral Collapse"
販売価格: 1,900円(税込)
商品詳細
日の目を見ることなく捨てられた稚児は
十数年の歳月を経て
突如として蘇る
こいつは……とんでもないバケモノだ!
アヴァンギャルドで実験的な試みを用いたオールドスクール・デス・メタルを武器にして語られるのは、暴虐ともいえる中世の家父長制政治社会を舞台に、下位宗派に属する母親が政治や上位カーストの力によって我が子を失うトラウマ物語。
MORAL COLLAPSEはインドはベンガルールを拠点に活動してきたArun Natarajan(ECCENTRIC PENDULUM、元EXTINCT REFLECITONS)が、同郷のSudarshan Mankad(TACHYON MEDULA、INFAMY、HUMANBROTH)、さらには世界のエクストリーム・メタル界でその名を知らぬ者はいない技巧派ドラマーHannes Grossmann(ALKALOID、ETERNITY’S END、元OBSCURA、元NECROPHAGIST、元HATE ETERNAL)を誘い、彼がその楽曲の価値を見出して承諾。これにて2020年に核となるラインアップが完成し、Arun Natarajanが学生時代に組んだ人生初のバンド、MORAL COLLAPSEの名を再び冠して本プロジェクトが始動することとなった。
近年、Arun Natarajanはプログレッシヴな要素を押し出したECCENTRIC PENDULUMとしての活動が知られているが、こちらのMORAL COLLAPSEは、MORBID ANGEL、HATE ETERNAL、CARCASS、そこにGORGUTSやPESTILENCEのような捻りを加えたオールドスクールなデス・メタルを目標にしているという。
ところがこのバンドは一筋縄ではいかない。アンビエント・パートやフリー・インプロヴィゼーションを導入した前衛性も持ち合わせている。それは「Abandoned Rooms of Misspelled Agony」の後半に登場するサックスの作り出す空間や、サックス、サンプル、ヴァイオリンを使用してメタル要素のない完全にアンビエントな「Vermicularis」「Trapped Without Recourse (Rumination)」などの曲に顕著だ。オールドスクールなデス・メタルを謳いながらもMORAL COLLAPSEの名の下に平然と規則や枠組みを超えて変容を遂げてしまうのである。
また、ミュージック・ビデオとなったインストゥルメンタル曲「Suspension of Belief」も注目に値する。攻撃的なヴァイオリンとミステリアスでスリリングなテクニカル・エクストリーム・メタル。その映像の主役は自らの肉体を使った人体変容パフォーマンス『Transfiguration』で有名なOlivier de Sagazan(オリビエ・ド・サガザン)。映像が音楽を、音楽が映像を互いに引き立て合って極限まで張り詰めた緊張感を演出している。畑は違えど表現者としての根幹にある“共通するX”が見事なまでに融合したことで生み出された新たな芸術作品だ。
ゲスト陣も優秀な人材が抜擢されており、インド国内からはTony Das(THERMAL AND A QUARTER、BHOOMI、MOKSHA、PEEPAL TREE)、米国からはKevin Hufnagel(DYSRHYTHMIA、GORGUTS、VAURA)、Bobby Koelble(LEVIATHAN PROJECT、元DEATH)、ドイツからはMichael Woess(OMEGA POINT、SEKTOR、元AGATHODAIMON)の4名がギター・ソロを披露。サンプリングはインドから米国へ渡ったSandesh Nagaraj(THE REPLICATE、元MYNDSNARE、元EXTINCT REFLECTIONS、元FRACTALLINE、元STRANGEHOLD)が担当。オーストリアからはサウンド・アートや実験音楽を手掛ける即興ヴァイオリン奏者Mia Zabelka。ドイツからは限界を超越して多次元に展開する即興サクソフォニストJulius Gabrielが参加。
Arun Natarajanはフリー・インプロヴィゼーションや実験性に重きを置いていることから、将来的にはより挑戦的な方向へ舵を取るはず。無意識と自由意志に挑むデスメタルへと。
2021年発表
収録曲
1.Anechoic (Initiation)インストゥルメンタル 01:04
2.Abandoned Rooms of Misspelled Agony 06:26
3.Your Stillborn Be Praised 04:29
4.Suspension of Beliefインストゥルメンタル 03:44
5.Vermicularisインストゥルメンタル 02:11
6.Sculpting the Womb of Misery 04:23
7.To the Blind, All Things Sudden 04:22
8.Denier of Light 04:52
9.Trapped Without Recourse (Rumination)インストゥルメンタル 04:36
10.Suspension - Icostech Beta-mix 03:40
サンプル動画は「Suspension of Belief」のMV
十数年の歳月を経て
突如として蘇る
こいつは……とんでもないバケモノだ!
アヴァンギャルドで実験的な試みを用いたオールドスクール・デス・メタルを武器にして語られるのは、暴虐ともいえる中世の家父長制政治社会を舞台に、下位宗派に属する母親が政治や上位カーストの力によって我が子を失うトラウマ物語。
MORAL COLLAPSEはインドはベンガルールを拠点に活動してきたArun Natarajan(ECCENTRIC PENDULUM、元EXTINCT REFLECITONS)が、同郷のSudarshan Mankad(TACHYON MEDULA、INFAMY、HUMANBROTH)、さらには世界のエクストリーム・メタル界でその名を知らぬ者はいない技巧派ドラマーHannes Grossmann(ALKALOID、ETERNITY’S END、元OBSCURA、元NECROPHAGIST、元HATE ETERNAL)を誘い、彼がその楽曲の価値を見出して承諾。これにて2020年に核となるラインアップが完成し、Arun Natarajanが学生時代に組んだ人生初のバンド、MORAL COLLAPSEの名を再び冠して本プロジェクトが始動することとなった。
近年、Arun Natarajanはプログレッシヴな要素を押し出したECCENTRIC PENDULUMとしての活動が知られているが、こちらのMORAL COLLAPSEは、MORBID ANGEL、HATE ETERNAL、CARCASS、そこにGORGUTSやPESTILENCEのような捻りを加えたオールドスクールなデス・メタルを目標にしているという。
ところがこのバンドは一筋縄ではいかない。アンビエント・パートやフリー・インプロヴィゼーションを導入した前衛性も持ち合わせている。それは「Abandoned Rooms of Misspelled Agony」の後半に登場するサックスの作り出す空間や、サックス、サンプル、ヴァイオリンを使用してメタル要素のない完全にアンビエントな「Vermicularis」「Trapped Without Recourse (Rumination)」などの曲に顕著だ。オールドスクールなデス・メタルを謳いながらもMORAL COLLAPSEの名の下に平然と規則や枠組みを超えて変容を遂げてしまうのである。
また、ミュージック・ビデオとなったインストゥルメンタル曲「Suspension of Belief」も注目に値する。攻撃的なヴァイオリンとミステリアスでスリリングなテクニカル・エクストリーム・メタル。その映像の主役は自らの肉体を使った人体変容パフォーマンス『Transfiguration』で有名なOlivier de Sagazan(オリビエ・ド・サガザン)。映像が音楽を、音楽が映像を互いに引き立て合って極限まで張り詰めた緊張感を演出している。畑は違えど表現者としての根幹にある“共通するX”が見事なまでに融合したことで生み出された新たな芸術作品だ。
ゲスト陣も優秀な人材が抜擢されており、インド国内からはTony Das(THERMAL AND A QUARTER、BHOOMI、MOKSHA、PEEPAL TREE)、米国からはKevin Hufnagel(DYSRHYTHMIA、GORGUTS、VAURA)、Bobby Koelble(LEVIATHAN PROJECT、元DEATH)、ドイツからはMichael Woess(OMEGA POINT、SEKTOR、元AGATHODAIMON)の4名がギター・ソロを披露。サンプリングはインドから米国へ渡ったSandesh Nagaraj(THE REPLICATE、元MYNDSNARE、元EXTINCT REFLECTIONS、元FRACTALLINE、元STRANGEHOLD)が担当。オーストリアからはサウンド・アートや実験音楽を手掛ける即興ヴァイオリン奏者Mia Zabelka。ドイツからは限界を超越して多次元に展開する即興サクソフォニストJulius Gabrielが参加。
Arun Natarajanはフリー・インプロヴィゼーションや実験性に重きを置いていることから、将来的にはより挑戦的な方向へ舵を取るはず。無意識と自由意志に挑むデスメタルへと。
2021年発表
収録曲
1.Anechoic (Initiation)インストゥルメンタル 01:04
2.Abandoned Rooms of Misspelled Agony 06:26
3.Your Stillborn Be Praised 04:29
4.Suspension of Beliefインストゥルメンタル 03:44
5.Vermicularisインストゥルメンタル 02:11
6.Sculpting the Womb of Misery 04:23
7.To the Blind, All Things Sudden 04:22
8.Denier of Light 04:52
9.Trapped Without Recourse (Rumination)インストゥルメンタル 04:36
10.Suspension - Icostech Beta-mix 03:40
サンプル動画は「Suspension of Belief」のMV
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