BLIND IMAGE "More Than Human"

BLIND IMAGE "More Than Human"

販売価格: 1,300(税込)

商品詳細

ファーストよりもテクニカルになったセカンド。複雑にうねるギター・リフに咆哮するヴォーカル、時折顔を出すクリーン・パートのヴォーカルが心地良いグルーヴ感を演出。
LAMB OF GOD、TEXTURES、SLIPKNOT、AS I LAY DYINGやMASTODONのような雰囲気を優しく捏ね合わせて薄めた感じ。要するに、適度にコアでエモーショナルでテクニカル。程良く気持ちの良いグルーヴ感です。

2009年リリース。2ndアルバム。

収録曲
01.More Than Human
02.Deciphered
03.Ominous
04.Allegiance in Defiance
05.Circle of the Unique
06.Semper Infidelis
07.Glitch in the System
08.Olaf's Log
09.Epitaph
10.Axioms of Synergy
11.Sepia Tone Sunrise

以下はFM yokohamaの番組『ROCK DRIVE』のブログ内コーナー「アジアン・ロック通信」用に書いた文章です。
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さて、これまでは新旧さほど気にせずにアジアの国々で注目に値するバンドのアルバム紹介を行ってきたが、頂いた枠のタイトルに”通信”と付いているので、たまにはもう少し新鮮な情報をニュース的な形でお伝えしましょう。

90年代のアジア圏のシーンの動きをつぶさに観測していたところ、次の世代はインドからも何か始まるに違いないと予想し、そしてようやく、ここ数年で動きが出てきたと感じるようになった。つまり 演奏する側も聴く側もワールド・ワイドな視点を持ち始めている。 DEMONIC RESURRECTIONが積極的に海外へアプローチをかけ、アメリカ人ドラマーを迎えたAMOGH SYMPHONYが、目玉の飛び出るような強烈なアルバムを発表し、インド国外での高い評価を受けている。

そして、ここでもう一つBLIND IMAGEというバンドにも触れておこう。彼らはチェンナイをベースとして活動しているグルーヴィなメタル・バンドだ。これまでに『Psychobabble』(2008年)、そして『More Than Human』(2009年)と、2枚のアルバムを発表してきたが、このセカンド・アルバム『More Than Human』が、緻密なコンセプトとヘヴィにうねりながらもジェントに刻む分厚いリフを武器に気持ちよく聴かせる、時代に即した作品だった。案の定、インドのROLLING STONE誌では2009年のベスト・メタル・アワードにもノミネートされるまでに至っている。しかし、ここで話は終わらない。インターナショナルな視点を持つバンドはインド国外へと目を向け、これまでワールドワイドで数多くのエクストリーム・メタルのマネジメントとブッキングを手掛けているTHE FLAMING ARTSとの契約を取り付けたのだ。

そして9月12日。ついにバンド初の海外公演となるオーストラリア・ツアーが下記の日程で発表になった。 これでまたひとつ、世界へ飛び出す切符を手にしたバンドがインドから出てきたことを心から歓迎したい。

2011年
11th NOV – THEPRAGUE, THORNBURY VIC
12th NOV – WHIPLASH FESTIVAL, CANBERRA ACT
13th NOV – THEVALVE BAR, SYDNEY NSW
18th NOV – THE JUBILEEHOTEL, BRISBANE QLD
19th NOV – SHEPPARTON HALL, SHEPPARTON VIC

メンバー曰く、バンドは来年初旬にはこれまで以上にヘヴィな3枚目のアルバムをリリースする予定でいるという。おそらく、来年からは更にワールド・ワイドに活躍するBLIND IMAGEの勇姿を見ることができるようになるだろう。今からチェックを入れておきたいバンドだ。

なお、これまで長年にわたって活動を共にしてきたヴォーカルのDavid Simonが脱退してARTILLERIEのNoble Lukeが新たに加入したことも最新情報としてお知らせしておきたい。
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