SKRYPT "Discord" CD-R
SKRYPT "Discord" CD-R
販売価格: 900円(税込)
商品詳細
インドのプログレッシヴ・デス/スラッシュ、SKRYPTのデビューEP。ギタリストが女性ですが、なかなか良いリフ弾いてます。
「Cinta KecilのASIAN ROCK RISING」
vol.67の2曲目でSupremacyを紹介しております。
最新以外の放送はスティッカム・プレイヤーのMenuからムービーへ進み、お聴きになりたい過去の放送をクリックしてください。
*CD-Rです。
収録曲
01.Artifice
02.Anathema
03.Supremacy
04.Constructing The Absolute
以下はFM yokohamaの番組『ROCK DRIVE』のブログ内コーナー「アジアン・ロック通信」用に書いた文章です。
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BIRTHAやTHE RUNAWAYS、VIXENやPHANTOM BLUE等の例を持ち出すまでもなく、いつの時代も女性がロック/メタルを演奏していると、それなりに話題を集めたりするものだ。
現在では、女性をヴォーカリストに据えた紅一点スタイルのロック/メタル・バンドが様々な国から登場して人気を博しているのは周知の通り。しかし、シンガーではなく男のメンバーに囲まれながら女性がギター、ベース、ドラムといった楽器を演奏するメタル・バンドは、さほど多いとは言えないだろう。
今回は、女性ギタリストRamya Raoを擁する、インドはハイデラバードを拠点とするSKRYPTというバンドを紹介しよう。
女性のメタル・ギタリストと言えば、近年ではArjen Anthony Lucassenのプロジェクトに参加しいているLori Linstruthや、アルゼンチンのCarina Alfie辺りが知られているが、Ramya Raoは、そのようなソロ・ギタリスト的な存在ではない。前面に出て華やかなプレイを決めるわけではないのだが、PANTERA、OPETH、DEATHから影響を受けたというSKRYPTの音楽性が前述のバンドはもとよりTEXTURES、GOJIRA等に代表されるようなグルーヴィかつテクニカルなエクストリーム・メタルなのだから、このワイルドで複雑なリフを生み出しているギタリストが女性だと知った途端、注目せざるを得なくなる。
バンドの歴史は2006年の12月から始まったということで、音源も今年リリースした4曲入りEP『Discord』がデビュー作という、まだ新人の部類に入る。
彼らは、これまでに地元ハイデラバードはもちろんのこと、インド国内のメタル・シーンにはなかった何か新しいことを創り上げていこうという強い意志を持っており、新たな'Script'を書いていこうという意味を込めてバンド名をSKRYPTに決定。これまでにインド国内の猛者達と数多くのギグを繰り返してきたが、今年9月にはドバイを代表してインターナショナルな存在になったNERVECELLがハイデラバードで公演を行い、そのオープニング・アクトを務めることとなった、今注目のバンドである。
聞くところによれば、ハイデラバードのメタル・シーンはここ数年間、低迷してきたようだが、SKRYPTはインドでは希有な女性ギタリストを擁するエクストリーム・メタル・バンドであり、しっかりとした意志とテクニックを持っている。今後、ハイデラバードのシーンを引率する存在になるかもしれない。
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「Cinta KecilのASIAN ROCK RISING」
vol.67の2曲目でSupremacyを紹介しております。
最新以外の放送はスティッカム・プレイヤーのMenuからムービーへ進み、お聴きになりたい過去の放送をクリックしてください。
*CD-Rです。
収録曲
01.Artifice
02.Anathema
03.Supremacy
04.Constructing The Absolute
以下はFM yokohamaの番組『ROCK DRIVE』のブログ内コーナー「アジアン・ロック通信」用に書いた文章です。
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BIRTHAやTHE RUNAWAYS、VIXENやPHANTOM BLUE等の例を持ち出すまでもなく、いつの時代も女性がロック/メタルを演奏していると、それなりに話題を集めたりするものだ。
現在では、女性をヴォーカリストに据えた紅一点スタイルのロック/メタル・バンドが様々な国から登場して人気を博しているのは周知の通り。しかし、シンガーではなく男のメンバーに囲まれながら女性がギター、ベース、ドラムといった楽器を演奏するメタル・バンドは、さほど多いとは言えないだろう。
今回は、女性ギタリストRamya Raoを擁する、インドはハイデラバードを拠点とするSKRYPTというバンドを紹介しよう。
女性のメタル・ギタリストと言えば、近年ではArjen Anthony Lucassenのプロジェクトに参加しいているLori Linstruthや、アルゼンチンのCarina Alfie辺りが知られているが、Ramya Raoは、そのようなソロ・ギタリスト的な存在ではない。前面に出て華やかなプレイを決めるわけではないのだが、PANTERA、OPETH、DEATHから影響を受けたというSKRYPTの音楽性が前述のバンドはもとよりTEXTURES、GOJIRA等に代表されるようなグルーヴィかつテクニカルなエクストリーム・メタルなのだから、このワイルドで複雑なリフを生み出しているギタリストが女性だと知った途端、注目せざるを得なくなる。
バンドの歴史は2006年の12月から始まったということで、音源も今年リリースした4曲入りEP『Discord』がデビュー作という、まだ新人の部類に入る。
彼らは、これまでに地元ハイデラバードはもちろんのこと、インド国内のメタル・シーンにはなかった何か新しいことを創り上げていこうという強い意志を持っており、新たな'Script'を書いていこうという意味を込めてバンド名をSKRYPTに決定。これまでにインド国内の猛者達と数多くのギグを繰り返してきたが、今年9月にはドバイを代表してインターナショナルな存在になったNERVECELLがハイデラバードで公演を行い、そのオープニング・アクトを務めることとなった、今注目のバンドである。
聞くところによれば、ハイデラバードのメタル・シーンはここ数年間、低迷してきたようだが、SKRYPTはインドでは希有な女性ギタリストを擁するエクストリーム・メタル・バンドであり、しっかりとした意志とテクニックを持っている。今後、ハイデラバードのシーンを引率する存在になるかもしれない。
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